第4章 関係代名詞と複文読解
先行詞・関係節・主節・qui
1 / 6qui / que の基本導入から、où、dont の基礎、先行詞、修飾節、長い主語・目的語を整理します。
先行詞・関係節・主節・qui|まとめ
名詞のあとに説明を続けると、その名詞をくわしく伝えられます。説明される名詞を先行詞、名詞を説明するまとまりを関係節といいます。
二つの文を、一文にまとめる
- Un voisin travaille à Lyon. Il parle trois langues. → Un voisin qui travaille à Lyon parle trois langues. アン ヴォワザン トラヴァイユ ア リヨン。イル パルル トロワ ラング。→ アン ヴォワザン キ トラヴァイユ ア リヨン パルル トロワ ラング。 近所の人はリヨンで働いています。彼は三つの言語を話します。→ リヨンで働く近所の人は、三つの言語を話します。
- La voisine qui habite près d’ici joue du piano. ラ ヴォワズィーヌ キ アビトゥ プレ ディスィ ジュ デュ ピアノ この近くに住む近所の女性は、ピアノを弾きます。
- Les arbres qui bordent la rivière donnent de l’ombre au chemin. レ ザルブル キ ボルドゥ ラ リヴィエール ドンヌ ドゥ ロンブル オ シュマン 川沿いに並ぶ木々は、道に日陰を作ります。
| 文の部分 | 役割 |
|---|---|
| un voisin | 先行詞。あとから説明される名詞 |
| qui travaille à Lyon | 関係節。qui が travaille の主語 |
| parle trois langues | 主節。文の中心となる内容 |
qui は先行詞の人・ものにかかわらず同じ形です。関係節の中で、先行詞が動詞の主語になるときに使います。
詳細1では、二つの文がどうつながるかを別の例で見ます。
先行詞から関係節をつなぐ|qui の基本
まとめでは、qui が先行詞を説明する関係節を始めることを見ました。ここでは、二つの文のどの部分がつながるのかを確かめます。
パン屋さんを説明する
- Le boulanger travaille dans cette rue. Il prépare le pain chaque matin. → Le boulanger qui travaille dans cette rue prépare le pain chaque matin. ル ブーランジェ トラヴァイユ ダン セット リュ。イル プレパール ル パン シャク マタン。→ ル ブーランジェ キ トラヴァイユ ダン セット リュ プレパール ル パン シャク マタン。 パン屋さんはこの通りで働いています。彼は毎朝パンを作ります。→ この通りで働くパン屋さんは、毎朝パンを作ります。
- Le train arrive à midi. Il part pour Lyon. → Le train qui arrive à midi part pour Lyon. ル トラン アリーヴ ア ミディ。イル パール プール リヨン。→ ル トラン キ アリーヴ ア ミディ パール プール リヨン。 列車は正午に着きます。それはリヨンへ向かいます。→ 正午に着く列車は、リヨンへ向かいます。
二つ目の文の Il は、最初の文の Le boulanger を指しています。つなげるときは Il をもう一度置かず、qui にして Le boulanger の直後へ移します。
- Le boulanger が説明される名詞です。
- 関係節にしたいのは travaille dans cette rue の部分です。
- この部分ではパン屋さんが travaille の主語なので、Il を qui に置き換えます。
- 残った prépare le pain chaque matin が主節になります。
| 一文のまとまり | 読み方 |
|---|---|
| Le boulanger | 先行詞。説明の中心になる人 |
| [qui travaille dans cette rue] | 関係節。どのパン屋さんかを説明する |
| prépare le pain chaque matin | 主節。パン屋さんについて伝えること |
関係節を外しても、主節は Le boulanger prépare le pain chaque matin. と読めます。説明を加えても文の中心が残ります。
詳細2では、人とものを説明する例を比べ、長い文の中でも関係節を見つけます。
人・ものを説明する qui|文の中で読む
qui は人だけを説明する形ではありません。ものを表す名詞のあとでも、関係節の主語になるときに使います。
人にも、ものにも使う
- Le garçon qui dessine un chat est mon frère. ル ギャルソン キ デスィーヌ アン シャ エ モン フレール 猫の絵を描いている男の子は、私の弟です。
- Le bus qui passe devant l’école arrive à huit heures. ル ビュス キ パス ドゥヴァン レコル アリーヴ ア ユイットゥール 学校の前を通るバスは、8時に着きます。
| 例文 | 先行詞 | 関係節の動詞 |
|---|---|---|
| Le garçon qui dessine un chat… | 人:le garçon | dessine。描く人が主語 |
| Le bus qui passe devant l’école… | もの:le bus | passe。通るものが主語 |
どちらも qui のすぐ後ろに動詞が続きます。人かものかではなく、説明される名詞が関係節の動詞をする側かを見ましょう。
長い文でも、説明のまとまりを囲む
- Le chat [qui dort sur le canapé] appartient à ma sœur. ル シャ [キ ドール スュル ル カナペ] アパルティアン ア マ スール ソファで寝ている猫は、姉の飼い猫です。
- 誰・何についての文かを見つけます。
- qui から動詞を含む説明をひとかたまりにします。
- 説明を外して主節を読み、最後に説明を戻します。
問題では、文の中で説明される名詞と関係節を見つけ、空所に qui を入れて一文を完成させましょう。
先行詞・関係節・主節・qui:確認問題
問題 1 / 8
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